福島県福島市は東北地方なので冬の寒さが厳しく、一戸建ては寒さ対策が必要です。
今回は、福島市で中古住宅の購入を検討している方に向けて、福島市の気候や寒さ対策のリノベーションのポイントについて解説します。
福島県は東北地方の一番南に位置し、全国では北海道、岩手に続いて3番目に面積の広い県です。
面積の広い福島県は奥羽山脈と阿武隈高地の二つの山系に沿って中通り・会津・浜通りの3つの区域に分類されます。
この3つの区域は同じ福島県内ながら、気候が大きく異なります。
日本海側の会津は厳しい寒さ、太平洋側の浜通りは東北地方の中では温暖な気候、中通りはその中間の気候です。
福島市は福島県北部に位置し、中通り地方に分類されます。
盆地のため夏はむし暑く、冬は冷たい風が吹き積雪もある寒い気候です。
中通りの冬の平均気温は1.4℃、降雪日は59日という寒さなので、一戸建ての住宅も寒さ対策が必要です。
福島県福島市で中古住宅の購入を考える場合、冬の寒さを考えたリノベーションで寒さ対策をする必要があります。
一戸建てはマンションなどに比べて寒さがダイレクトに伝わるので、床、壁、窓などそれぞれに寒さ対策を施すことで冬でも快適に過ごせるようになります
寒さ対策をすることで、省エネにもなり月々の光熱費を抑えることができます。
<寒さ対策のポイント 床の建材>
冬場に床をはだしで歩いても、平気な建材を選択すると快適です。
一般的なフローリングは冷えやすいですが、無垢材やタイルカーペットであれば冬に裸足で歩いても床の冷たさを感じません。
住宅の床下からの隙間風により床を冷やしてしまうので、床下に断熱材施工することで底冷えを防ぐことができます。
張替えを行わなくても、床下から断熱材をいれるだけの方法もあるので、比較的リーズナブルかつ簡単な工事ですみます。
<寒さ対策のポイント 壁の断熱>
壁の内側に断熱材を入れたり、外側から断熱効果のある塗料を塗ったりすることで壁の断熱をすることができます。
また、土壁や珪藻土壁にすることで、断熱材の役割を果たし保湿効果も高まります。
夏は涼しく、冬暖かい壁になるので盆地の気候の福島市にはぴったりです。
<寒さ対策のポイント 窓の断熱>
窓は開口部なので、家の気密性、断熱性を下げる原因になりやすいです。
窓サッシはアルミサッシよりも木製サッシを選択した方が、断熱性能が高いです。
木製サッシはデザイン性が高くおしゃれなので、リノベーションをされる方の中でも人気も高まっています。
冬の厳しい寒さには、内窓を設置して二重窓にするのも効果的です。
窓の断熱性を改善すると、結露を抑えることができるのでおすすめです。
今回は、福島県福島市で中古住宅の購入を検討している方に向けて、福島市の気候や寒さ対策のリノベーションのポイントについて解説しました。
福島市は、夏は暑く冬は寒い気候で、床、壁、窓などの寒さ対策が必要です。
断熱材などを使用することで、月々の光熱費も抑えられるので後々の出費と比較してリノベーション費用を検討しましょう。
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