最近では、多くの住宅に太陽光発電システムが設置されています。中古住宅を購入したとき、その家に太陽光発電が付いている場合、「名義変更」という手続きが必要になります。
でも、「名義変更ってなに?」「どこに連絡すればいいの?」と不安になる方も多いはず。
この記事では、住宅用太陽光発電の名義変更について、わかりやすいように順を追って丁寧に解説します!
家についている太陽光発電は、ただの設備ではありません。売電(発電した電気を電力会社に売る)によってお金が入る仕組みになっているからです。
そのため、前の持ち主(売主)のままになっていると、売電収入が前の人に入ったままになってしまいます。
これを防ぐために、次の2つの名義変更が必要です。
手続き | 内容 | どこに申請? |
---|---|---|
① 売電契約の名義変更 | 誰が電気を売るかの変更 | 地域の電力会社 |
② FIT制度の名義変更 | 国の買い取り制度の登録変更 | 資源エネルギー庁(JPEA) |
名義変更には、以下の書類が必要になります。
ポイント:売主と連絡が取れない場合、手続きが難航することもあるので注意!
次に、自分が住む地域の電力会社に名義変更の連絡をします。たとえば福島県なら「東北電力」になります。
必要なものは:
申請後、約1~2週間で変更が完了します。
発電した電気を一定価格で買い取ってもらえる制度(FIT制度)の名義も変更する必要があります。
これは「JPEA代行申請センター」でオンライン手続きします。
提出書類の例:
申請から完了まで、1〜2か月かかることがあります。
しっかり名義変更しておくことが、自分を守ることにつながります!
太陽光発電が設置された家を買ったら、すぐに名義変更の準備をしましょう。手続きはちょっと面倒ですが、やること自体はシンプルです。
名義変更の3ステップ
太陽光発電の名義変更についてもっと詳しく知りたい方は、行政書士や司法書士に相談するのもおすすめです。